937:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/18(火) 19:03:25.04 ID:PNBWsDLDO
マミ「……それにしても」
マミは微笑みながらリビングの壁に貼ってある長い用紙を見上げる。
そう、それこそがまどかとクロが喧々諤々になり───半分以上はじゃれあい───ながら書き上げた横断幕だ。
『巴マミ嬢の退院を祝って』
マミ「退院祝いと言うよりヤクザの出所祝いみたいだけど、気持ちとしては本当に嬉しいから不思議だわ」
クロ「しょーがねーだろ。アイデアとしてもボケとしても、これが限界なんだよ」
まどかは俯きながら、彼女らしからぬ暗い半笑いを見せている。
別に、ふざけている訳ではない。
反省の限界を超えてしまっただけだ。
マミ「ふーん……」
と、ここでマミはクロの顔をジッと見つめてきた。
まさかさっきの怒りがまだ納まっていなかったのかと身構える。
それゃあ、確かにおふざけは過ぎていた。
その自覚くらいはクロにもある。
怒るのなら勝手にすればいいとも思うが、もういいじゃないかとゲンナリもする。
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