940:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/18(火) 20:52:10.87 ID:PNBWsDLDO
キャー!キャー!と自分で考えた事に一人で頭を沸騰させているさやかだったが、流石に落ち着きを取り戻さないと頭がわいているみたいなので自重した。
まどか「難儀な事ではないんじゃないかな」
ふと、まどかがそう呟いた。
盛り上がっていたさやかには、それが先ほどの自分の言葉に対する答えなのだと気付くのに少し時間がかかった。
まどか「マミさんにとって、クロちゃんは初めて会った頼っても大丈夫な男の子なんだよ」
さやか「頼っても……大丈夫?」
まどかは思う。
自分達が出会う前、マミは一体どんな生活をしていたのだろう。
出会ったその瞬間から魔女との戦いの中に、その身を任せていた彼女の日々は、やはり孤独だったのではないかと。
それは、自分やさやかだけの出会いでは決して彼女の心を埋める事はできないものだったのだろうか。
今になってはもう分からない。
彼女の望みを期せずして叶えてしまったクロの存在によって。
まどか「たぶん、クロちゃんが人間でも猫でも関係ないくらい、マミさんは嬉しいんだよ」
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。