947:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/19(水) 15:54:13.05 ID:5s7jWz1DO
知久「実は、詢子さんのためなんだ」
まどか「ママの?」
はて?自分の父を名前で呼ぶことがどうして、母のためになるのだろうか。
自分にはとんと見当がつかないし、見てみればさやかも答えが分かっていないようだ。
しかし、クロは一番最初にマミと家に来て事情は分かっているらしく。
あまり、興味は無さそうにしている。
知久「これから皆、詢子さんに会う事になるだろう?その時に僕の事を『おじさん』なんて呼んでいたら、きっとなし崩し的に詢子さんは……」
まどか「あ〜、なるほど」
確かに、父も母も、風貌や物腰にいたるまで、その全てが『若い』の一言である。
それは、若々しいという形容詞すらそぐわないほどのものだ。
しかし、母に関して、同じ『女』として言わせてもらえば、決して、それは偶々手に入れたものではない。
詳しくは、エチケットとして言えないが、日々のたゆまぬ努力あっての事である。
故に、そんな母に何かの手違いで『例の一言』を言ってしまえば、恐らくあの性格だ、間違いなく拗ねる。
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