過去ログ - 一夏「一緒に寝ようか」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:32:21.40 ID:xSMI/bDD0

一夏「・・・またか」

ひどい汗で目を覚ました。
体の節々が痛い。
夏の暑さではなく。体の奥から吹き出す嫌な汗だ。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:33:23.71 ID:xSMI/bDD0

状況を整理しよう。
時刻はおよそ午前3時くらい本来ならぐっすり眠りについている時間だ。
そして俺は確かに部屋中の鍵をかけ、それを確認してから眠りについたはずだ。
なのに何故、俺のとなりには銀髪の少女が全裸で眠っているのだろうか。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2012/08/19(日) 22:33:28.46 ID:t1Gy4gVq0
俺「うん……///」


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:33:56.06 ID:xSMI/bDD0

一夏「なんだじゃない。もういい加減にやめてくれないか?こんな事」

ラウラ「・・・そんなことか、お説教ならあとにしてくれ。私は眠いんだ」

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:34:32.18 ID:xSMI/bDD0
一夏「悪いな、眠たいだろうけどしっかり聞いてくれ」

ラウラ「あぁ・・・」

本当に眠いのか、軍人であることが疑いたくなるほどの無防備な姿で彼女は俺の前にいる
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:35:04.76 ID:xSMI/bDD0

一夏「あんまり言いたくはなんだけど、正直、潜り込まれるのはあんまりいい気分はしないんだ」

ラウラ「うぅ〜・・・えっ」

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:36:08.75 ID:xSMI/bDD0
ラウラ「何故なのだ?夫婦なのだからそれくらいは当然だろう?」

かとおもえばとても落胆した。いや、涙目になってしまった。
今にも泣いてしまいそうな、壊れてしまいそうな、細く小さい彼女の体がそれに輪をかけて小さくなってしまったかのようにみえた。
今すぐ抱きしめて「大丈夫」といってあげることで彼女は元に戻るだろう。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2012/08/19(日) 22:36:55.43 ID:xSMI/bDD0

一夏「だからな本当にもうやめてくれないか?」

ラウラ「・・・えっ、そんな、うそ・・・だよな」

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:37:54.24 ID:xSMI/bDD0

一夏「嘘じゃない。それにラウラの為でもある」

ラウラ「私は!!!」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:38:38.85 ID:xSMI/bDD0



一夏「もし、こんな状況が姉さん以外の職員に見つかったらどうなると思う?」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:39:50.75 ID:xSMI/bDD0
一夏「・・・そうじゃない、そうじゃないんだよラウラ」

ラウラ「じゃあ!何が問題だというのだ!!」

一夏「もし見つかったら。俺たちは退学に良くて停学処分をもらう可能性が高い」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:42:58.15 ID:xSMI/bDD0
一夏「そうなってしまった場合、俺たちはもう会うことすらできなくなるかもしれないんだ」

ラウラ「そんなもの、"私達"の力でなかったことにしてやるさ」

彼女にとっては些細なことかもしれない。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:43:26.80 ID:xSMI/bDD0

一夏「”ラウラ”の問題だけならいいんだが、ことは簡単じゃない」

ラウラ「なぜだ?私がその問題をもみ消すように動けばいいだけだろう?違うのか?」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:43:59.48 ID:xSMI/bDD0
一夏「人の口に戸は立てられない。って言葉がある」

ラウラ「確かにあるな」

そう、人の口に戸は立てることができない。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:44:29.80 ID:xSMI/bDD0

一夏「もし、学園内だけでもみ消したとしても誰かがメディアに喋ったらどうなる?」

ラウラ「・・・確かにマズイな」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:45:11.69 ID:xSMI/bDD0
一夏「そうだろう?だからなラウラ」

ラウラ「あぁ」

聞きたくない。今にも耳を塞ぎたい。すべてが夢ならいいのに。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:45:41.28 ID:xSMI/bDD0
一夏「だから金輪際こんなことは・・・」

ラウラ「・・・っ!」

ギュッと目を瞑って自分の体を抱く彼女の姿。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:46:13.13 ID:xSMI/bDD0
ラウラ「??どうした嫁よ?」

一夏「無断ではダメだ・・・・・とにかく!!きたらとにかく!俺に一声かけてくれないか?冷房切って寝てるから人の体温って結構暑くて」

彼女の思い出にはしたくない。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/08/19(日) 22:46:49.96 ID:xSMI/bDD0
ラウラ「」

一夏「どうした?ラウラ」

彼女から絶望の色が消えた。今度は本当に惚けている
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2012/08/19(日) 22:48:16.37 ID:xSMI/bDD0
ラウラ「・・・はっ!いやいや一夏、それはおかしい」

一夏「??」

焦っている彼女の姿は滅多には見れない
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2012/08/19(日) 22:49:06.48 ID:xSMI/bDD0

ラウラ「嫁よ。不思議そうな顔をするな。お前今まで自分が話した内容を思い出してみろ」

一夏「あぁ。俺の部屋に勝手に忍び込むなって話だろう?」

以下略



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