過去ログ - 涼「プロデューサー……やっぱり僕は変態なのかな」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/20(月) 04:47:36.38 ID:xFVVGSSk0
プロデューサーと呼ばれた男性は、再びにっこりと笑顔を作ると、君に手を差し出した。


「どうも、先程は素晴らしいショーを拝見させて頂きました。
うちのアイドルたちにも見習わせたいくらい歌も踊りも上手でしたね。
まだデビューしたてとは思えないほどの出来栄えでしたよ」


いえそんなありがとうございます、と手を出して応える君のその仕草は
隣で見ていた律子が一瞬鼻白むほど必要以上に女性的だった。
君は確かにその男性から気に入られたがっていた。その理由を君はまだよく知らない。

二人は君と別れると奥の方へ続く廊下を、会話しながら歩きだした。
この舞台裏には別の用件で訪れ、君とはたまたま会っただけのようだ。
君は名残惜しそうに、去り行く二人の背中をいつまでも見ていた。



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