過去ログ - 涼「プロデューサー……やっぱり僕は変態なのかな」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/20(月) 04:54:54.53 ID:xFVVGSSk0
果たして、午後1時過ぎに扉が開き、そこから現れたのはあのプロデューサーだった。
あっ、と君の心臓が早鐘のように鳴り響き、思わず顔を机に伏せた。


「どうも、遅れてしまいました。あれ、秋月涼さんは…」

「プロデューサーさん。急な頼み事を引き受けてもらってすみません…」

「いえいえ、俺で出来る事ならば……それで……」

「ええ……実は………」

「………」

「……」

「…」


二人は小声で何かを話し始め、しばらくすると足音が近付いてきた。
あの人だ。あの人が来る。挨拶をしなければ。
君はそう思い、さっきから机上に埋もれさせていた
自分の顔をすぐに取り繕おうとする。
あの人には、出来るだけ、きれいな顔をしなければ。

「涼」

優しく声を掛けられたので、君は覚悟を決めて、ゆっくりと彼を振り仰いだ。


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