過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲー主じｒｙ」？？「見　つ　け　た」透華「！？」 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲー主じｒｙ」？？「見　つ　け　た」透華「！？」

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109: ◆GP6NrAnYZ2[saga]
2012/08/23(木) 20:23:37.43 ID:vFvoHl9io
→【１】

郁乃「一緒にええとこ行こか？」

和「え？」

京太郎「ちょ、ちょっと！？」

　寝耳に水、青天の霹靂、瓢箪から駒。そんな、思いがけない時に思い浮かべる言葉が浮上しては消える。

京太郎(和も一緒に？　いいところに行く？)

　広がる、妄想が広がる。
　京太郎の脳内を様々な妄想が駆け抜ける。
　ソマトタチンの制止を無視して描く、多種多様なシチュエーション、コスチューム！！

京太郎「の、和も一緒に……？　ふぐ……うっ……」(ボロ……ボロ……

和「す、須賀君！？　どうしたんですか、須賀君！！」

郁乃「ありゃ、一緒に行こうって誘ったんがそんなに嬉しかったん？」

　口元を押さえて跪いてしまう京太郎に和が駆け寄り、身を揺さぶる。
　内心、一人だけで自分と同行するのが怖かったのかと悩む郁乃を余所に、京太郎と和の相談が始まっていた。

和「そ、それで、あの人がいいところって言ってましたけど、どこに行くつもりだったんですか？」

京太郎「わかんねー、まったくもってわっかんねー」

和「は？　ど、どこに行くのかも知らずに、あの人と一緒に出掛けるつもりだったんですか？」

京太郎「いや、まあ、はい……」

和「何を考えてるんですかっ？」

京太郎「す、すまん……」

　荒げるほどではないが怒った声。

京太郎「姫松の監督さんだし、そうそうヤバい場所には行かないだろうなーって考えて、ついな……」

和「姫松って……あの姫松ですか」

　しょんぼりと肩を落とす京太郎を暫し半目で見つめた後、和が大きく息を吐いて言う。

和「――――しょうがないですね」

京太郎「え？」

和「このまま須賀君だけ行かせて、後で何か問題になったら大変ですし。私も一緒に行きますよ……姫松の監督さんに誘われたことですし」

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