過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲー主じｒｙ」？？「見　つ　け　た」透華「！？」 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲-saki-】京太郎「俺がギャルゲー主じｒｙ」？？「見　つ　け　た」透華「！？」

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869: ◆LA9PoGiCNE[saga]
2012/08/31(金) 23:40:08.21 ID:kdG51gBg0
ハギヨシ「ええ、はい……ご連絡ありがとうございます、国広さん」

ハギヨシ「…………どうやらこの勝負、成立と相成ったようです」

赤木「ククッ……そうこなくちゃな。それでこそ、ハワイから帰国した意味があるってもん………」

赤木（ハワイでゴルフしてる時にこの執事が出てきた時は、さすがに驚いたっ……！）

ハギヨシ「……フフッ」（ざわっ……！

龍門渕爺「しかし、よろしいのかね……この勝負、そちらが圧倒的不利に思えるが」

龍門渕爺「君の賭けた須賀少年が負ければ、龍門渕が支援している麻雀の実業団チームに入る……そういう契約じゃったのう、萩原」

ハギヨシ「ハッ……赤木様の賭けた須賀様は、麻雀を始めてまだ半年程度。対して御老公が賭けたのは……財閥跡取りであると同時に、男子個人戦県一位、さらに全国でも鳴らした少年雀士……おっしゃる通り、御老公が圧倒的有利にございます」

龍門渕爺「フッフッ、去年の活躍もあって、メディアにも注目されておるらしいのう」

赤木「…………ククッ、耄碌してるな爺さん……」（ざわ……！

龍門渕爺「なに……！？」

ハギヨシ（聞くものが聞けば震え上がる龍門渕家の御老公を耄碌呼ばわり……！？）（ざわ…… ざわ……

赤木「ギャンブルは不合理、不条理に身を預けてこそ価値があるっ……！」

赤木「有利不利だ……？笑わせるっ……そうしたくだらない考え方の向こうに、真の強者は存在するっ……！」

赤木「なあ――――京ちゃん」（ニヤッ

龍門渕爺「ぬうぅ、うぅ……！」

龍門渕爺（狂っておる……この偏り、狂気っ……これが“神域”！あの鷲巣を射落とした男か……！）

――――そして少しばかりの時は流れて。

京太郎「ククッ……来ましたよ、ぬるりとっ」（ざわ…… ざわ……！

一一一筒・一一一萬・一一一索・七八九萬・九九筒

京太郎「リーチ・門前・純チャン・三暗刻・三色、８０００オール……！」

アナウンサー「決ぃまったァァァァッ！！清澄高校・須賀選手っ、東３局からの怒濤の追い上げで決勝。制しましたァー！」

靖子「なあ、あの少年の回りだけ背景おかしくないか？」

アナウンサー「……去年の男子個人戦優勝者を相手に、奇跡的とも呼べる逆転勝利！アァンビリーバボォウッ、ファァンタスティッック！！」

靖子「おい、無視するなよ。絶対にあんたも見えてるだろ、ざわ……ざわ……、って」

アナウンサー「…………東１局で跳満直撃！続く東２局では親の倍満ツモ和了りでピンチを迎えましたが、驚くべき腰の粘りで逆境をはね除けました！」

靖子「なんだよ、まるで私が空気読めない奴みたいじゃないか……」（イジイジ

アナウンサー「――――それでは、清澄高校・須賀選手に優勝したことについてのコメントを頂きたいと思います！」

京太郎「え、あ、は、はは、はい、その……や……やってやったぜ、って感じです、ええ……」（カチコチ

アナウンサー「おや、対局中の自信溢れる様子からは想像できないぐらい緊張してますねー」

京太郎「す、すみませんっ……」

アナウンサー「いえいえー、これも一種のギャップ萌えで受けがいいと思いますよ」

アナウンサー「聞けば須賀選手、麻雀を始めてまだ半年程度とか。それでこれだけの結果を残せたのには、何か理由があるのでは……！？」

京太郎「…………そうっすね」

アナウンサー「も、もしよければ教えておただけませんか！？」（スクープ！盛り上がる！

京太郎「友人に……伝えたったんです。『俺はあなたのことが大切です』、って！」（キリッ

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