過去ログ - 【咲：安価で】京太郎「ワイルド・ウェスト？」やえ「２だな！」【西部劇！】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価で】京太郎「ワイルド・ウェスト？」やえ「２だな！」【西部劇！】

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296: ◆g1RagFcnhw[saga]
2012/08/27(月) 00:34:00.68 ID:pckvQOrB0
京太郎「そんなに言うんだったら俺が結婚してやるー！！」ｳｵｵｵｵｵ

やえ「　」

姉帯「　」

船Q「　」

怜「　」

咲「　」

須賀京太郎は吠えた。この状況を打破する最も良い手は、これだという気がしたからである。

そして、彼は忘れてはいなかった。

「自分が言った言葉には責任を持つ」、この至言の存在を。

健夜「え、ええ？え、えっとあなたのお名前は……？」

咲「(ハッ、そういう事なんだね京ちゃん！！このチャンスを生かす！！)食らえ！！」

咲が銃を向け引き金を引こうとした――のを手刀であっさり叩き落とし、健夜は京太郎の元へとてとてと向かった。

健夜「あ、あの……もしよかったら、名前と職業を……」

京太郎「え？ああ、須賀京太郎って言います。職業は保安官補佐を」

健夜「！？こ、この町に来ていきなり大当たりするなんて……あの」

京太郎「はい？」

健夜「さっきの、け、結婚というのは……」

京太郎「マジです」

健夜「え、ええ～！？」

結婚相手に飢えているという話はどこへやら、顔を真っ赤にさせながら俯く可愛らしい十七(十七！！)の乙女がそこにはいた。
彼女はそのままちょっとずつ近づき……ぽすっ、と京太郎の胸に収まる。

健夜「……あの、料理とか家事は私、できますから」

京太郎「はい」

健夜「農場にできそうな土地もありますし……」

京太郎「はい……子どもは？」

健夜「～～ッ！！そ、そういうのは、その！！ ……よ、要相談です」

京太郎「はい」ﾆｺｯ

嗚呼、何と素晴らしき愛の形だろうか！
二人が抱き合い、明るい将来について語り合う。
この形を真の愛と呼ばずして、一体何と呼べばいいのか？

健夜「あ、あの。もしよければ、もう一回、言ってくれないかな……？」

京太郎「はい……『そんなに言うんだったら俺が結婚してやる』……俺、約束は守る男なんですよ」

健夜「……嬉しい……！」

【小鍛治健夜の好感度が振り切れました！もう他に何も見えません！】

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