13:オレグ[sage]
2012/08/24(金) 03:21:14.07 ID:2gjiZoiAO
コンコン!
チャラい風貌したオレンジ色の髪した気の良さそうな青年が緊張した面持ちでドアをノックした。
「入れ」
その声を聞いた青年はこれから何を言えば良いのかわからないでいた。
青年がドアを開けて最初に眼に映ったのは、タバコを吸いながら土下座してる少女と壁に寄り掛かっている際どい格好した紫色の髪をして緋色の眼をした女性だった。
「あの〜ウチにレインが何かやらかしましたか?」
青年は申し訳なさそうな顔で言った。
それを聞いていたスーツを着たハードボイルドな雰囲気を漂わせた老人が答える
「ウム、確かにやらかしたがそれはいつもの事なので置いとくとする…それとは別の問題が出てきたので貴方を呼んだ」
青年は溜息をつきつつ、少女の顔を眺めて微笑んだ
少女は不思議そうな顔で三人を交互に見た。
女性が少女に向け優しい口調で言った
「レイン、御免だけど射撃場に行っててくれない?」
「どうして?お母さん」
レインと呼ばれた少女が不思議そうな顔で問い掛けた
それを聞いたお母さんと呼ばれた女性は微笑みながら
「ちょっとお母さん達はお兄さんと大事な話があるからゴメンね」
「わかった」
笑顔でそう言うと元気よく手を振りながら課長室と呼ばれる部屋を出て行った。
老人と青年は作り笑顔で見送った。
青年は何とも言えない表情で二人を眺めこう言った
「お疲れ様です荒巻課長.モトコさん」
荒巻課長こと荒巻大輔はうっすら笑みを浮かべながら
「仕方あるまい精神年齢が6歳ぐらいしかなないのだからな」
それをきいた青年は苦笑いしながら
「本当にすみません前の事件の時に自分自身の精神をいけにえにあんな行動を起こすとは思わなくて…」
モトコこと草薙 素子は笑みを浮かべながら
「あの子がいなければ私はここにはいなかったそれに、母親役は意外に悪くないわ」
「そ、そうですか…」
青年はやや圧倒されたかのような顔で言った
「そんな事よりも、なんでレインを外に出したですか?問題と何か…」
青年の問い掛けに対し二人はバツの悪そうな顔で書類を出した
○LAST13・Rain・PROJECTに関する記載。
と書かれた書類を見て冷や汗を流しながら青年は書類を一ページづつめくり始めた…
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