過去ログ - 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…？」怜「その３や」【大阪：千里山】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価で】京太郎「俺宛に手紙…？」怜「その３や」【大阪：千里山】

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727: ◆Z62jOS0wc.[saga]
2012/08/26(日) 01:59:55.02 ID:rPEK0OSSO

京太郎「それも…わからないですよ。…もう」

久『だったら前を向きなさい。負けた人の思いを全部背負って前に進めるぐらい強くなりなさい』

京太郎「…部長だって…誰かが自分のせいで泣いてるのを見たら…」

久『あったわ。インターミドルでね』

京太郎「だったら！」

久『だからこそ。今私がここにいるのよ』

久『確かに辛いけれど…私はその人達に勝ったことを誇りにして前に進んだわ。…今の須賀君はどうかしら？』

久『その場から逃げて、逃げて、逃げて。そんなことするより胸を張って進みなさい』

京太郎「………俺、まだよくわかんないっす」

京太郎「…でも…とりあえず…前に進んでみます」

久『…須賀君？この電話を切ったら、正真正銘、君の回りには誰もいないのよね？』

京太郎「…そうですね」

久『じゃ漢泣きでもしてみなさいな。スッキリするわよ？私女だけど』

京太郎「知らないってことじゃないっすか…」

久『あ。バレた？』ﾅﾊﾊ

京太郎「全く…」

久『須賀君。辛いときは誰かを頼っていいのよ。…私だって頼ってくれて構わないわ』

京太郎「…ありがとうございます」

久『んじゃーねー。大いに悩めよー少年！』ﾌﾟﾂｯ

電話が切れて。

俺は、少しだけ。少しだけ泣いた。

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