過去ログ - 【咲安価】京太郎「スマブラで銀河崩壊……だと……?」淡「そのにっ」【白糸台】
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/23(木) 21:23:47.68 ID:H5g1PNWuo
京太郎「おお、でっかいお屋敷だ」

京太郎「・・・お屋敷ってか館っぽいけど」

京太郎「なんかアンブレラ社とか生物実験とかしてそうでこえー」

京太郎「おっと、母さんにメールして友達の家に泊まるとかって誤魔化しとかないと。連休バンザイ」



目の前にそびえ立つ、立派な館に少年は向かう。
正面扉に鍵は掛かっていなかった。当然だ、ここには普段警備員が居る上、ここの住人は凡百の輩では敵わぬほどの魔物である。
だが、今日この日は多くの警備員が他の場所に回っていた事。
残りの警備員がこのタイミングで裏庭に居たこと。
そして、『彼女』の月のオカルトが特に強く人の理性に作用する物だったことが少年の幸運だった。
理性が発達しきっておらず、生来の純粋さと強靭さを併せ持つ彼の魂は『彼女』の月のオカルトに対しある程度の耐性を持つ。
彼の幼馴染の姉妹の妹ならば耐性どころか完全に無効化することも可能だが・・・それは置いておく。



重要なのは、この館には少々特別な子供でもなければ好んで立ち入ろうとは思わないという事だ。
理性のある大人であれば『彼女』の放つ月の狂気に犯され、どこか落ち着かず/何故か不安になり/深い海に飲み込まれる様な/月が落ちてくる様な/とにかく正気では居られない。
『彼女』がこんな本館から離れた別館に閉じ込められているのは、そんな理由がある。



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