過去ログ - 【咲安価】京太郎「スマブラで銀河崩壊……だと……?」淡「そのにっ」【白糸台】
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922:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/06(木) 00:57:08.31 ID:vZG4jGdJo
衣「きょーたろーも分かっているとは思うが、衣はこの件に関して何かを教える事は出来ない。時間の無駄だからだ!」

京太郎「お前はほとんど感覚で動かしてるからなあ」

衣「だが、二つだけ、友に贈る物がある」

京太郎「・・・二つ?」

衣「一つは今回の特訓の最終調整だ。おそらくこの中で衣は最も強く、奴に近い。仮想敵というものだ」

京太郎「なるほど・・・」

衣「それと、もう一つ」シュルリ

京太郎「?」


≪≫


声が、京太郎の背中を押す。
神より与えられた天賦の才能が、咲を支える。
だからこそ、ここに来て両者の力は完全に拮抗した!


違いが、有るとするならば。
勝利と敗北、生と死、倒す者と倒される者、その境界で。
己を支える何かが、意地を震わす何かが、心の芯となる何かが、有るかどうか。
絆の力も使い切った京太郎を支えるのは、きっと約束。


≪≫


衣「これを持っていくといい。衣のお気に入りのリボンだ」

京太郎「へ?でもこんな大切な物貰っても・・・」

衣「あげたのではない、貸すだけだ。・・・きょーたろー、天女の伝説を知っているか?」

京太郎「ああ・・・天から降りてきた美しい天女に見惚れた男が、天に帰る為に必要な羽衣を隠して、天女と結ばれようとする話だろ?結局、男が愛を確信して羽衣を返したら天女は天に帰っちまったんだよな」

衣「そうだ。男は天女を最初は信じず、その不信が天女の中に愛を育まなかった」

京太郎「ますます分からん」

衣「きょーたろーは本当に頭が悪いな!」

京太郎「んだとこらぁっ!」

衣「『天女は男を信じて自分から羽衣を渡した』ぞ?さあ、男はこの信頼にどう応える?」

京太郎「・・・・・そりゃ、」



京太郎「『天女を信じて、羽衣を返しに帰ってくる』さ。勝利の報告も添えてな!」

衣「それでこそ、衣の友だっ!」


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