過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART3【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART3【安価】

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510: ◆c.38a0Ec1E[saga]
2012/08/25(土) 19:43:46.73 ID:euyDJjTn0
京太郎「あれ、こいつ……」

予選を通過した人たちの中に──というより、トップ通過した人の店舗名を確認する。

自分の店舗名を確認する。

長野県○×店。

長野県○×店。

同じだ。全く、同じだ。

京太郎「ん。んん。んー？」

目を開いて確認する。ついでに席を立って周りを見る。

自分の隣とその隣は、まだクイズをやっている最中だ。つまりこの二人ではない。

反対側に回ってみる。空席が一つ、今硬貨を投入した人が一人。そして、一番奥の壁側に一人。

京太郎「……」

画面とその客を見比べる。

画面の中の金髪のロングヘアーが特徴の、自信過剰系の女キャラクター。

画面の外の金髪のロングヘアーが特徴の、欠伸をしている女性客。

画面の中の、「あわあわ」と名づけられたパートナーの名前。

京太郎「……」

京太郎「……」

京太郎「……おぉ」

二度見、三度見。四回見たところで全てを理解した。

京太郎「あいつ、こんな所で何やってるんだ」

しかも。

しかも、

京太郎「なんだよ、その名前……」

最初は気にしてなかったのに、段々つぼに入ってきた。

京太郎「くっ……くくっ。ぷっ」

これは、教育が必要ですなぁ。

席を立ち、音を殺して背後へ近づく。元より煩雑な店内だ、誰かが近づいたところで、ゲームに集中しているので大抵の客は気付かない。

淡「～♪」

近づいて確信した。間違いなく大星だ。

足をぷらぷらとさせ、缶ジュースを飲みながらリズミカルに画面に触れる。

正解の効果音ばかりが並んでどうにも悔しい。

……ちょっと邪魔してやるか。

悪戯心がふつふつと沸きあがってくる。

元々門限までそう時間があるわけではないし、こいつのことだからそんなこと忘れてずっとここにいるだろう。手綱を引いておいたほうがいいかもしれない。

京太郎「さて、じゃあ……>>515をするか」

自由安価です。淡に何をしますか？　

※当然ですが内容によっては好感度が下がります。

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