過去ログ - 杏子「お、ほむ焼きの屋台だ」 仔ほむほむ「ホミュェエエェェッッ!!!…」
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>>470
[sage saga]
2012/09/09(日) 06:32:51.41 ID:jTktgNwIO
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えっへへ〜、今日は大漁ですな〜。これで見直してもらえるかな。
って、あんあんだ!
「サヤァッ!! サヤサヤ!! 」
「アン? クーカイ? サミシイモンナァ? 」
「サヤッ!! サヤッ!! サヤァッ!! サヤァァァッ!!!! 」
『何してんの! 群の皆には手を出させないよ!』
『おいおい、何言ってんだ? ここはほむほむの巣だぞ?』
『そうだよ、だから守るんだ!』
『はぁ? もしかしてその木の実もほむほむへの貢ぎ物ってか?』
『さやさやであるアンタがほむほむなんかに媚びへつらって情けないと思わない?』
『違う! そんなんじゃない! 仲間は助け合うものなんだ!』
『仲間? おまえが勝手にそう思い込んでるだけじゃねーの? 利用されてるだけだろ?』
『違う! 違う! 違う!』
お互いに武器―と言って木の枝を弄った程度の物なのだが―を持ち対峙するさやさやとあんあん
あんあんは武器だけでなく、言葉も巧みに操りさやさやを攻め立てる
少し前までのさやさやであれば気に留める事はなかったであろう言葉
その言葉がさやさやの胸に突き刺さる
努力の甲斐もあり徐々にではあるがさやさやを敬遠する者が減り、積極的に交流を図る者も出てきていた
しかし、群の守護者というさやさやの立場は身体能力に優れるリボほむの誕生により崩れ始めたのだ
ほむほむ達は内向的な性格の者が多く、閉鎖的な群で生きてきた
別の種族であるさやさやよりも自分達と同じほむほむであるリボほむを頼ろうとするのは当然と言えた
さやさやは湧き上がる疑念を振り払う様に武器を振るう
しかし、怒りに任せたその動きは単調で読み易く、あんあんに軽くいなされてしまう
「サヤァァァアアアァァァッ!!!! 」 ダッ
「アン クーカイ!! 」 グサッ
「サヤ… サァヤァアァッ!! サヤ、サヤヤァ」 ガブッ
「ア…ン…… 」
あんあんは突進してきたさやさやを半身で交わし、無防備な腹に武器を突き立てる
そのまま腹を貫かれ、あんあんの肩に崩れ落ちるさやさや
それがさやさやの狙いだった
俊敏な動きで間合いを取られなかなか近付く事のできなかったあんあんとの距離が今、ゼロになった
武器を引き抜こうとするあんあんの腕を掴み、その勢いで首筋に噛み付いた
『くっ、おまえ…… 』
『はは、その気になれば身体の痛みなんて…… 』
『今日は見逃してあげる。さっさと消えなよ』
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