過去ログ - 杏子「お、ほむ焼きの屋台だ」 仔ほむほむ「ホミュェエエェェッッ!!!…」
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[sage saga]
2012/09/21(金) 12:23:08.13 ID:YaSSylos0
俺は時計を見て、急いで仕事に向かった。
いつものように駅に向かう交差点を駆け足で渡る……途中で信号が赤に変わったのが見えた……と思った時!
キキイイィィィィィィィッ!!!!
「……えっ!?」
ドンッ!!!
……薄れていく視界の中で、誰かが俺に何か言っている……なに言ってるんだ?……聞こえないよ……
そのまま俺の意識は遠ざかっていった……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「……あれ?……ここは……俺の部屋……?」
気がつくと俺は自分の部屋に居た……机の上の水槽の中でほむほむがひまわりの種を齧っている。
「ホムホムホム…」ポリポリポリ…
「……あれ?……確かさっき出かけて?……あれれ?」
時計を見る……
「うわっ!?遅刻じゃないか…………おかしいな……ちゃんと時間通りに出たはずなのに……」
「……仕方ない……遅れるって課長に連絡しよう……携帯は……あれ?」
会社に連絡しようと携帯を探すが無い。
「……おかしいな?いつも入れてる尻ポケットに無いぞ?」
……全部のポケットを探したが携帯は無かった。
「マジかぁ……困ったな……どこいったんだろ?……仕方ない、途中の公衆電話で連絡するか……」
俺は部屋から出ようとドアノブに手を伸ばした。
スカッ!
「……えっ!?」
……掴んだはずのドアノブが手からすり抜けた。
「……えっ!?なんだいまの!?」
スカッ!スカッ!
「ダメだ……掴めない…………もしかして……これって本とかで読んだ……アレか!?」
「……そういえばこいつも俺が居るのに全く反応しないしな……」
「ホミュッホミュッ…」チュッチュッ…
ほむほむは水差しから水を飲んでいる……俺が居たら『遊んでー!遊んでー!』と騒ぐはずなのに……
……試しに、腕をドアに向けて一歩前に出る……俺の腕はそこに何もないかのようにドアにめり込んだ……。
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