過去ログ - 杏子「お、ほむ焼きの屋台だ」 仔ほむほむ「ホミュェエエェェッッ!!!…」
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747:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/21(金) 12:29:23.30 ID:YaSSylos0

「……まぁ、死んでるんだから当たり前か……便利なような、不便なような……」

「…ホヒィ…ホムムゥ…」ヨタヨタ… ズリズリ…


ほむほむはよろめきながら立ち上がった……そしてタイツ状になっている皮膜をずらし、しゃがみこんだ……


「ん?……なんだ?初めて見るぞ?」

「…ホッ…ホムウゥゥン…」チョロチョロ…

「あ!ションベンか!……そういやこいつが糞やションベンをしてるとこ見たこと無かったな……」

「…ホムゥ…」パチャパチャ…

「……今度はしゃがんだまま手に自分のションベン溜めて……まさか!?」

「ホムッ…」ゴクゴク…


……そのまさかだった……ほむほむは手に溜まった小便を飲み始めた……


「…ホムー…ホムッ…」パチャパチャ…

「人間でも自分のションベンを飲む人はいるけど……ちょっと引くな……しかし器用だな、自力でションベンを止められるのか……」


ほむほむはまた手に小便を溜めだした……そしてある程度溜まると止める……そして飲み終えるとまた手に溜めるために出している。


「ホムッホムッ!!…ホムムゥ…」ササッ…パンッ!

「皮膜を元に戻したな……つか……手を洗えよ…………って、水が無いからションベン飲んだんだったな……」

「ホムホムー…」トテトテトテ… コロン…

「うん、そうだな……いくらションベンで喉が潤ったからって、基本的に何にも好転してないから無駄な体力は使わない方がいいな……」

「…ホム…ホムー…」モソモソ…

「……おやすみ……さっき起きたばっかりだけど俺もやる事ないし寝るか……」

「……もしかしたら……こいつってションベンだけじゃなく、食いもんも無くなったら……」


……俺はそれ以上考えるのをやめた……


結局、今日はもうほむほむは起きずに寝床でずっと眠っていた。

・・・・・・・・

更に次の日……

殻を二個食べて、まだ足りないのか……


「…ホムホム…」キョロキョロ… ウロウロ…


ほむほむはおがくずの上を殻を捜してずっと歩きまわっている。


「……俺が死ぬ二・三日前に交換したから、殻ももう無いかもな……」

「…ホムーホムー…」ガサガサ… ウロウロ…


水槽の中を一周して、再び寝床まで帰ってきた……殻は見つからなかったな……



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