過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」  その2
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33: ◆z1KX.vtUso[saga]
2012/08/25(土) 19:40:07.77 ID:tPIlRm5h0


宥「――でね。警報が出ちゃってて」

玄「ええっ!? そ、それって結構大変じゃあ――」チラッ

宥「うん、このままだと――」チラッ

京太郎(……宥姉ちゃんと玄姉ちゃんが不安そうに俺を見る)

京太郎(――あれ? 警報出てるってことは)

京太郎「俺、家に帰れない……?」ボソッ

玄「うーん、まあ多少の無理を覚悟の上だったら!」グッ

京太郎「そ、そっか……じゃ、じゃあ早く帰らないと」スクッ

玄「ああ、待って待って!」アタフタ

京太郎「……え?」キョトン

玄「いや、だからね――その……後輩たる京太郎くんをそう無責任に送り出せるわけないよ!」エッヘン

宥「うん、そうだよ京太郎くん。このままじゃ今日はもう、外に出られないかもしれないし――」

京太郎「えっえっ……?」

玄「――お姉ちゃん、大丈夫だよね?」

宥「うん。私からお父さんたちに話してみるよ」

玄「そっかお願い!」

京太郎「ね、ねえ玄姉ちゃん……は、話が見えな――」

玄「京太郎くん……」


玄「今日はここにお泊りしてもらって、いいかな?」

京太郎「え、えええええっ!!?」


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