過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 その2
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◆HPzqh93ntjyb
[saga]
2012/08/26(日) 01:38:31.34 ID:BbmnxHt40
京太郎(――もう、いい)
京太郎(この気持ちが、恋なのかそうでないのか――そんなの、もうどうでもいい)
京太郎(今、問題なのは――)ジッ
玄「あ、あの京太郎くん? ど、どうしたのかな?」アセアセ
京太郎「玄姉ちゃん」
玄「は、はいっ!」ビシッ
京太郎「やっぱり……」
京太郎「やっぱり俺は玄姉ちゃんのことが――」
玄「ストップ!」バッ
京太郎「……え?」
玄「きょ、京太郎くん? お、落ち着こっ? ねっ?」
玄「――きょ、今日は色んなことがあったよね」
玄「ふ、普段は和ちゃんと沢山お話ししてるから」
玄「その――と、突然こういう展開になったら、驚いちゃうんだよ、きっと」
京太郎(――玄姉ちゃん)
玄「……じゃ、じゃあね! ほ、ホントごめんね! きょ、京太郎くんにはいっぱい迷惑を――」
京太郎「玄姉ちゃん」
玄「……」ビクッ
京太郎「――らしくないよ。こ、こういう時にさ、その――はぐらかしてどっか行っちゃうなんて」
玄「……」
京太郎「だ、だから、俺は――」
玄「やめて――!」
京太郎「俺は、玄姉ちゃんのことが好きなんだ!」
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