過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」  その2
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970: ◆HPzqh93ntjyb[saga]
2012/09/21(金) 23:17:24.35 ID:vxWp76uf0
よし、いこう。


――部室

京太郎「……」ペラッ

咲「あれ、京ちゃん? 何読んでるの?」

京太郎「――これか? ノル○ェイの森だよ」スッ

咲「……」エート

咲「あ! さ、最近、映画化されたヤツだよね!」パァァ

京太郎「まあ、そうだな……」ペラッ


京太郎(――書店でも散々PV流されてたからなあ)

京太郎(今の間で、必死に記憶を探ってたんだろうな……)

京太郎(村○春樹くらい知っておいてもいいと思うんだけど)

咲「――うー、京ちゃんがつれないよ」ジトッ

京太郎「お前も本でも読んでろよ……ラノベだって、立派な読書だと思うぞ」チラッ

咲「そ、そうかもしれないけどさ……なんか、読む気しなくなっちゃった」プイッ

咲(京ちゃんと話したいのに……)ムーッ

咲(――だ、だって、そっちの方が時間が潰れるんだもん)アセアセ

京太郎(また一人で何か寸劇やってんな、こいつ)ペラッ


――数分後

和「こんにちは」ガチャッ

和「――って、宮永さんと須賀くんだけ、ですか」

京太郎「お、和か」

咲「原村さん!」パァァ

和「あ、宮永さん――どうかしましたか?」ドキッ

咲「うんうん!」コクコク

咲「酷いんだよ、京ちゃん」

咲「私のことを無視して、ずっと本ばっかり――」ジトッ

京太郎(捏造もいいとこなんだよなあ……)

和「そうだったんですか」

和「……もう、須賀くんったら」コホン

京太郎(お、和の説教モードはレアだな)パタン

 
和「たしかに、本を読むのは大事かもしれません」

和「昨今、若者の文章力低下が嘆かれてますし……そうした点では、須賀くんは勤勉なんでしょう」

和「それでも私はコミュニケーションも同等か、もしくはそれ以上には――」クドクド


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