過去ログ - キャプテンが阿知賀に転校したら
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/08/25(土) 21:51:38.73 ID:FDmGVtn90
キャプテン「ふうっ・・・」

宥「どうしたの、美穂子ちゃん?」

キャプテン「いえ、長野での私は少し背伸びし過ぎていたと思いまして」

宥「?」

キャプテン「私は名門風越のエースとして、部の全てを背負えると粋がっていました。けど、八十名の部員と分け隔てなく接しようとすれば、どうしても一人一人の密度は薄れてしまいます」

キャプテン「結果、先輩からは「生意気言うな」と煙たがれ、同世代からは「うざい」と疎まれて、慕ってくれた後輩の力にもなれなかった。風越八十名の部員を背負うのは、私なんかの器量じゃ最初から分不相応だったのです」

キャプテン「阿知賀は人数ギリギリだけど、だからこそ一人一人の個性とキチンと向き合えて、みんなの方向性を上手く導けたのだと思います。最初、宥さんに麻雀部に誘われた時は戸惑ったけど、今は仲間と一緒に一からチームを築き上げる喜びに充足感を覚えています」

宥「はう〜、わたしには難しいことは分らないけど、大所帯の名門校も大変だったんだね。それにわたし達からは菩薩みたいに思える美穂子ちゃんも色々と悩んでたのも意外だよ〜。でも、阿知賀にいることで、美穂子ちゃんが充実しているのなら、わたしもうれしいよ〜」

キャプテン「宥さん・・・・・・」

宥「ところで美穂子ちゃん。わたしにも何か玄ちゃん達にしたみたいなアドバイスはないの?」

キャプテン「ええ、宥さんの長所は、闘牌、性格ともにずば抜けた安定感ですから、必要ないですよ」

宥「う〜、何か嬉しいような寂しいような、複雑な気分だよ〜」

キャプテン(そろそろ長野も県予選が始まる頃ね。華菜たちはどうなったかしら?)



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