5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/08/25(土) 21:24:59.88 ID:FDmGVtn90
12月 阿知賀麻雀部
キャプテン「ロンです、リーチ一発タンヤオ平和一盃口、満貫」
玄「はうっ!?」
キャプテン「ロンです、カンチャン待ち、1000」
玄「ううっ・・・、狙い撃ち?」
キャプテン「ロンです、メンホン一通、白、親っ跳、18000」
玄「北の地獄待ち!? ハ・・・ハコった(泣)」
穏乃「これで玄さんの五連続トビで決着」
憧「玄の炙れ牌を完全に見透かしている」
宥「でも明らかに玄ちゃんを狙い撃ちしてる。美穂子ちゃん、どうしてそんなに意地悪するの〜?」
キャプテン「意地悪じゃありませんよ、宥さん。全国クラスの打ち手なら、皆こう対処します。玄さん、あなたにはドラが切れない制約がありますね?」
玄「は・・・はい、ドラを一つでも捨てると、そのあと何ゲームかドラがこなくなるので・・・」
キャプテン「やはりそうですか。でも、このままだと玄さんだけでなく、阿知賀麻雀部は伸び悩むことになりますよ」
憧「えっ? 何で玄だけでなく,あたし達も?」
キャプテン「私たちは部員数がギリギリなので,内輪で切磋琢磨するしかない現状です。みなさんは玄さんと卓を囲む時は、ドラがこない前提で打ち回しますよね?」
穏乃「そ・・・そりゃ、ドラは全部玄さんにガメられるわけだし・・・」
キャプテン「ですが、私たちが全国で戦う対戦相手に松実玄という選手はいません。対ドラゴンロードに特化した打ち筋ばかりを磨いても無意味」
玄、宥、憧、穏乃「!」
キャプテン「ここが分水嶺かもしれません。今ならまだ本番のインターハイまで半年の時間がありますから、戦略を根本から練り直すのも可能・・・」
宥「簡単に言わないで、美穂子ちゃん。玄ちゃんにとって、ドラはお母さんとの大切な絆・・・・・・」
玄「・・・・・・ありがとう、おねえちゃん。でもいいの」ヒョイ
憧「玄、それはドラ・・・・・・」
玄「今まで自分から別れを決めたことはなかったけど、みんなと一緒に前に向かうために、一旦お別れ!」バシ
穏乃「玄さんのいる卓でドラをツモれた!?」
玄「ありがとう、美穂子さん。気づかせてくれて。新生・松実玄を宜しくお願いします」
キャプテン「ええっ(ごめんなさいね、玄さん。大切な仲間の足を引っ張ると指摘すれば、自分を曲げると分かっていた私は本当に悪い人。ドラゴンロードという切札を全国まで温存できるように、一緒に頑張りましょう)」
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