824:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 00:01:25.95 ID:fIbpGAs20
前半 南1局4本場 親 宮永 ドラ6
会場近くの園城寺怜が入院している病室
怜「まさか延長戦なんてけったいな舞台が用意されて、再びチャンピオンと正義の味方はんのバトルが見られるはと思わんかったわ」
セーラ「先鋒戦では一生に一度の超馬鹿ヅキに水をさされた形になったから、福路としては願ったり叶ったりやろな」
竜華「けど、今度は入れ替わりで宮永照が三年ブーストを発動させたみたいやけど・・・」
セーラ「補正をツマランと投げ捨てるも、正当な追風として受け入れるも本人次第や。福路も卑怯と思わずに今の宮永の状態を認めた上で全力で阻止する構えや」
東家・照手配 二三四33678AAEF北 次ツモ3
照「・・・・・・・・・・・・・・・」北捨て
セーラ「言うとる間にもう聴牌か。今度はリーチは掛けんようやが、平均3巡でテンパイされるんじゃ他家もやっとれんやろうな」
キャプテン「ポンです」北を碰。
竜華「自分の風でもないのをようポンポン鳴けると感心するわ。やはり手牌を透かして宮永と被る牌は鳴ける可能性に賭けてストックしとるんやろうな」
セーラ「いずれにしても、これで白糸台のツモ番がズレたわけやが・・・」
怜「・・・・・・・・・・・・それだけじゃアカン・・・」
竜華「どないした、怜?」
怜「私も準決勝で予知した宮永照の和了を阻止しようと何度もツモをズラしたけど、お構いなしに和了よった。まるで・・・」
照「・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ツモ牌は9だけど、隣のGに上書きする)」ゴッ(瞳が濃く染まている)
東家・照手配 二三四333678AAEF 次ツモG
照「ツモ、タンヤオツモドラ1の4本場で2400オール」
恒子「止まりません、チャンピオン五連続和了で二万点の失点を原点付近まで戻しました」
怜「またや・・・。まるで隣の和了牌を自分のツモ牌に上書きするかのようや(ガクブル)」
セーラ「牌の上書きか。千里山には魔物はおろか眷属すらおらんから検証はできんが、臨海の運命奏者がすり替えしまくっとるのはミエミエやしな」
竜華「永水女子の絶一門遣いがどれだけ鳴かれてもツモる色が変わらんのは牌の大規模な上書きが行われている以外、考えられへんからな。眷属にも可能な上書きが上級魔物の宮永照にできん道理はないか」
怜「運命奏者と違ってチャンピオンが上書き可能なのは、和了時の自分の支配下のツモ牌周辺だけみたいやけどな。それでも支配力も持たぬ者には割り込めん領域やから、牌を透視しようが和了形を予知しようがどうにもならへん」
竜華「臨海の世界ランカーも魔物やけど、純粋に魔物として競ったら宮永照との支配力の差は雲泥のようやし、このまま八連荘まで止まらない?」
セーラ「そいつは分からんで。この卓には福路がおるからな。アイツの負けん気の強さと魔物に対する敵愾心の高さを俺はインターミドルの頃からよう知っとる」
怜「・・・・・・・・・相変わらずセーラは正義の味方さんを偉く買っとるようやな。なんか嫉妬してまうわ」メラッ(緑の炎が灯る)
竜華「確かに福路は人間としての限界を突き詰めようとしとるみたいやが、人と魔物には『支配力』という超えられないラインがあるんやで」
セーラ「まあ俺らは別段阿知賀に与するでない中立な観客やから、過程を存分に楽しませてもらうおや(人の身で魔物の支配力に介入する術があるのか、見させてもらうで、福路)」
(宮永照の八連荘達成まで後3局)
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