844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/24(金) 00:01:02.39 ID:oAzlsuAm0
恒子「まもなく延長戦の後半が始まります。先ほど席決めが終わり起家は前半と同じく宮永選手、ラス親は福路選手になりそうです」
健夜「今回は照魔鏡の様子見はありませんので、危険極まりないチャンピオンの親番は実質一回だった前半と違い二回分。起家とはいえきっちりと封じにくるでしょうね」
明華「(コホン)さて、それでは失礼しま・・・・・・竹井久?」
久「ねえ、世界ランカーさん、一つ聞いても良いかしら? 別に態々唄わなくても全体支配形の能力は発動可能なんでしょ?」
照「!?」
キャプテン「・・・・・・・・・・・・・・・」
明華「・・・・・・・・・よく気がつきましたね。国歌斉唱はあくまでも私の趣味でして、『LA MARSEILLAISE』と一言唱えるだけでも同じ効果を得られますよ」
久「やはりね。その長々とした詠唱を食い止めれば『調律の歌』を破れるのだとしたら、その済ました口内に指先を突っ込んででも強引に阻止しようと試みた奴がいても不思議じゃないからね(ニヤリ)」
照(何かこの人も怖い(ガクガクブルブル))
キャプテン(その発想はありませんでした。流石に上埜さんは私以上に麻雀のラフプレイに長けてそうですね(尊敬の眼差し))
明華「それでは時間短縮の為に唄うのは止めておきましょうか?」
久「いいえ、折角だから唄ってもらえない? 清澄の勝利を奏でる祝福のセレモニーとしてね(ニヤっ)」
明華「・・・・・・この点数状況でそのような大口が叩けるとは大した精神力ですね。ではご要望にお応えしまうしょう―――♪♪♪」胸に手を当てて、綺麗な歌声を奏でる。
明華「Allons, enfants de la Patrie, Le jour de gloire est arrivé .(さあ、祖国の子供たちよ、栄光の日がやってきた)」
明華「Contre nous, de la tyrannie, L'étandard sanglant est levé .(我らに向かって、暴君の血塗られた御旗がはためいている)」
明華「L'étandard sanglant est levé .(血塗られた旗がはためいている)」
明華「Entendez-vous, dans les campagnes, Mugir ces féroces soldats?(戦場で、どう猛な兵士たちが蠢いている音が聞こえるか?)」
明華「Ils viennent jusque dans nos bras, Egorger nos fils, nos compagnes!(息子や仲間たちの首を掻っ切り、ヤツらは我らの元へとやって来ている)」
明華「Aux armes, citoyens, Formez vos bataillons!((武器を取れ、市民たちよ、そして軍を組織せよ!)
明華「Marchons, marchons, Qu'un sang impur Abreuve nos sillons!(進め、進め、あの汚れた血を我らの田畑に飲み込ませてやるのだ)」
明華「ルジェ・ド・リール作詞作曲のフランス共和国国歌LA MARSEILLAISE【ラ・マルセイエーズ】です。当然、今回は一番をチョイスしました」ぺっこりん
キャプテン「とても素晴らしい歌ですね(にっこり)」パチパチ(打算抜きで拍手)
照「・・・・・・・・・(これで私の能力が封じられたのかな?)」パチパチ(空気を読んで拍手)
久「あたしの勝利を後押しする歌を奏でてくれてありがとね(一言に圧縮されたら本当に効果があるか不安だから、きっちり唄ってもらって正解ね)」パチパチ(打算に基づいて拍手)
久(さてと、これで全ての条件が整ったわね。人様のスキルを前提に策を練るとか他人本意にも程があるけど、笑いたい奴は笑えばいい。あたしは清澄を勝たす為ならプライドだろうが何だろうが全て犠牲にしてみせる)チラリ(自分の右腕を確認する)
久(さあ、あたしの右手に宿りし悪魔よ。あたしの右腕をくれてやるから、思う存分暴れなさい。復讐者(アヴェンジャー)の一世一代の最後の大舞台よ)ゴゴゴッ(未だかつてない勢いで黒い炎が右手を燃やす)
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