98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/08/29(水) 16:38:39.07 ID:+BJf+TIH0
阿知賀控え室
憧「何とか二位の座は死守したけど、稼ぎ負けた(ふぬっ)」
穏乃「いきなり親倍決められたのに、良く追いついたよ。全国の二回戦を楽に勝ち抜けられるわけないし、私が決めてくる(メラっ)」
キャプテン(アンカーの穏乃さんに二着でタスキが繋がったの、なぜでしょうか? とても嫌な予感がします。もしかして私はとんでもない思い違いを・・・・・・)
―――――――――――――
全国二回戦 大将戦
八木原「ロン、跳満12000(ドヤ顔)」
穏乃「?÷+×@!?(呆然)」
実況「あ〜っと、後半、南3局、越谷のダマッパネが阿知賀に炸裂。劔谷が二位浮上に・・・」
憧「ちょっと、今のは一体何なのよ!?」
灼「越谷が二位抜けしようとしたら、リーチを掛けるなりして、最低でも倍満の手に仕上げなければ、オーラスで劔谷に役満を直撃させたとしても引っ繰り返らない。勝つことを諦めたんだ」
キャプテン「あんなラス確和了は完全に考慮外ですから、私でも振り込んでいたかもしれません(そういえば華菜も天江衣に倍満を振り込んで負けたけど、アレは勝ちを目指した打牌だったし、だからこそ久保コーチも華菜に敗戦の責任を問わなかった)」
レジェンド「まあ越谷を責められまい。ラス確云々はあくまでこちら側の都合だし、オーラスに運良く役満を張るとか現実的ではないからな(それでもゼロではなかった僅かな勝ちの芽を自ら摘み取る行為なのは確かか)」
宥「ダントツ一位の千里山がラス親だから、もう後がないよ〜。なのに穏乃ちゃんの和了が二回も偶然に妨げられている。神さまは何でこんな意地悪するの〜」
キャプテン(神さま? この状況は麻雀の神さまが私に下した天罰なのでしょうか?)
玄「みんな、大丈夫たよ。越谷の大将さんは厳しい現実を見つめるのが嫌で、途中で投げ出しちゃたみたいだけど、穏乃ちゃんはどんな逆境でも最後まで絶対にあきらめない」
穏乃「ロン、6400!」
安福「ひっ!」
竜華(おやまー、山越しかいな。私のCが絶妙の迷彩になってもうたわ)
玄「やっ・・・やった、勝ったよ」
レジェンド(大将というのは本当に難儀なポジションだな。たとえプラス収支で戻ってきても、チームが負ければ一番の戦犯なのだから)
キャプテン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ガクガク)」
宥「美穂子ちゃん、そんなに震えてどうしたの? まさか寒いの?」
憧「そりゃないでしょ、今は夏だし宥姉じゃあるまいに」
キャプテン「・・・・・・すいません、宥さん。私、とても恐かったもので・・・」
憧「恐い、美穂子が?」
キャプテン「持てる力を出し尽くして負けたのなら、悔しさはあっても、悔いは残りません。けど赤土さんのご指摘通り、私の指示で阿知賀は余力を残したままこの戦いに臨みました」
キャプテン「この試合に勝つ為の最善を尽くさなかったのは、ラス確和了をした越谷だけでなく私もです。ダマッパネが刺さった時は、そんな私の驕りに罰が与えられたのかと思い、私の浅知恵にみんなを巻き込んでしまうのが本当に怖くなって・・・」
宥「美穂子ちゃん・・・」
レジェンド「だが、それでもお前は賭けに勝ったのだろう? 二回戦敗退のリスクを負ってまで美穂子が温存したかった阿知賀の可能性を、私が越えられなかった準決勝の舞台で見せてくれるのを期待しているぞ」
灼「・・・・・・ハルちゃん・・・」
千里山 182900(+6200)
阿知賀 88100(−5400)
劔谷 87200(−4000)
越谷 41800(+3200)
※阿知賀女子、千里山女子と一緒に準決勝進出
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