過去ログ - 【咲】京太郎「夏休みだ」霞「夕方の挨拶ってなんだったかしら?」【安価】
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546: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/09/01(土) 22:08:29.80 ID:X2SZnCBGo


 京太郎「……実は俺、少数派?」


 恒子「楽しんでたの?」


 京太郎「まあ、こういうのもアリかなー、的に。……いや、最近の環境に耐えられなかっただけかもしれないけど」


 ……そう言って、彼はいつかのような笑みを浮かべる。

 老人のような―――恐ろしさよりも先に、悲しさを際立たせるような笑みを。


 咏「―――え」


 恒子「……京太郎君?」


 京太郎「ああ、すみません。……なんていうか、ちょっと気分転換というか。まあ、自分なりに行動に理由を付けると、気休め程度にはなりますよ?」


 ……彼のアレがなんなのか、今の自分でもはっきりしない。

 彼の諦観が消えたあの時でも、私は彼の本質を掴めなかった。

 彼が何を想ったか。何をしようと思って、何を間違ったのか。―――それを、まるで掴めていない。

 それが酷く悔しくて―――


 健夜「―――いつか、解るのかな」


 ―――そう、願いを籠めて小さく呟いた。


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