過去ログ - 【咲】京太郎「夏休みだ」霞「夕方の挨拶ってなんだったかしら?」【安価】
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642: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/09/02(日) 21:04:54.92 ID:gaPwV8hVo






 ……己の失言か、はたまた何かの擦れ違いか。

 一目散に駆ける彼女を見送りつつ、次の仕事を探して庭を歩いて行く。


 京太郎「……しかし、広い庭だな」


 一面の新緑を視界に収めながら、忙しなく動く巫女さんの横を通り過ぎていく。

 もちろん、如何に事前に話を通していようと、白一色の中にこんな真っ黒な男が居ればそれなりに珍妙な眼で見られるのが当然であり、それはこの喧噪の中でも例外ではない。

 ……しかし何故か声を掛けられる事はなかった。

 まあ、こんな妙な格好をした男に関わりたくないだけだろう。ここにいる巫女だって、一体何人が本職か。

 それを考えると―――少し、気になる事が生まれた。


 京太郎「六女仙って……一体なんなんだ?」


 彼女は、自分達を家族だと言っていた。それはおそらく、比喩でも事実上でもなく、明確な事実によって成り立っている関係なのだろう。
                     外
 だが、何故だろう。その関係は、俺から見るとどこか歪で―――


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