過去ログ - 【咲】京太郎「夏休みだ」霞「夕方の挨拶ってなんだったかしら?」【安価】
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◆wQz2C0W.uk
[saga]
2012/09/07(金) 20:23:31.30 ID:5BcuNfGco
ハギヨシ「……そうですね。そうなのかもしれません」
久しぶりに出会った彼は、明らかに成長していた。
全国区の卓において、まったく引けを取らない打ち筋。前に進むその姿。
覇気に溢れたその雄姿。そして―――あの時のような苦悩。
純「そういえば、アイツ今度来るのか? できれば、リベンジしてやりたいんだけど」
透華「私も打ってみたいですわね。あの風越のキャプテンを破る程の相手ですし」
一「透華で大丈夫かなぁ……」
透華「なんですって!?」
智紀「……彼のレートはまだ上がってる」
衣「本願成就が楽しみだな!」
ハギヨシ「……そういえば、衣様は彼の事をご存知だったのですか?」
衣「ああ。人伝に聴いた事はあるし、何より昔プールで対面したであろう?」
透一純智「え?」
ハギヨシ「―――よく憶えていらっしゃいましたね」
衣「ああ。その時は一顧だにしなかったのだが――何故か、記憶に残ってな」
ハギヨシ「そうですか……」
だから、あの場で話していたのかを納得する。
或いは、単純に彼に興味が湧いたのもあるのかもしれない。
苦痛を圧して、普通を捨てて歩く彼―――それは、天江衣とはあらゆる意味で正反対の生き方だから。
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