過去ログ - 理科「小鷹先輩は理科のこと、どう思っているんですか?」
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5: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:35:13.80 ID:AyOt6dYAO
その夜、小鷹がベッドに付いて微睡んできた時、携帯のバイブがなった。
携帯を開けてみると、星奈からのメールだった。

『明日の午後空いてる? 空いてたら買い物付き合いなさい』

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/08/26(日) 22:36:58.32 ID:su1jNyla0
頑張れ期待


7: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:39:10.66 ID:AyOt6dYAO
小鷹「そういえば今日は何買うんだ?」

星奈「え? 言わなかったっけ? 家の使用人――ってステラじゃないわよ。ステラじゃないんだけど結構お世話になった人がいるんだけど、最近退職することになったのよ。それで退職祝いでもってこと」

小鷹「なるほどな。それでなんで俺を誘ったんだよ?」
以下略



8: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:40:16.98 ID:AyOt6dYAO
小鷹「住む世界が違いすぎる……」

小鷹が思わず零す。

星奈「それじゃあこれからは私の個人的な買い物に付き合いなさい。どうせ暇なんでしょ?」
以下略



9: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:41:28.71 ID:AyOt6dYAO
小鷹「それで、なんで俺と一緒に来ようなんて思ったんだ?」

星奈「なんでって、初め説明した通りよ」

嘘だ、ということは分かっていた。しかしそれに踏み込めなかった。
以下略



10: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:45:44.10 ID:AyOt6dYAO
声の方向を向く。
するとそこには場違いな白衣を着て、メガネをかけた理科、そして対照的なジャージを着た三日月夜空が唖然とした顔で小鷹たちを見ていた。

星奈「理科と夜空じゃない? なんでここに?」

以下略



11: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:51:22.22 ID:AyOt6dYAO
といって、四人そろって喫茶店を出た。でるやいなや

星奈「なんで夜空がこんなところにいるのよ!」

と突っかかる。
以下略



12: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:52:49.69 ID:AyOt6dYAO
夜空「なんで小鷹と肉が一緒にいるのだ!?」

小鷹「まあさっき星奈が話した通りだよ。買い物の付き合いだ」

そういうこと、と星奈が言った。
以下略



13: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:55:20.53 ID:AyOt6dYAO
小鷹「そうだな……星奈はどうする?」

星奈「いいわよ、お開きで。夜空のせいで興が醒めちゃったし」

夜空「私も肉にせいで相談が中途半端に終わってしまったしな」
以下略



14: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:56:35.93 ID:AyOt6dYAO
小鷹「なんだよ、先天性デリカシー欠乏症って!」

理科「主に小鷹先輩みたいな人のことですよ。
もし相談内容が生理が重くて、それを軽くするピルを処方してくれないか、なんていう内容だったらどうするんですか?」

以下略



15: ◆gxPQAxC4a2[sage]
2012/08/26(日) 22:58:47.32 ID:AyOt6dYAO
理科「いえ。知的好奇心は分かりますから」

でも、理科がそういった。空は夕焼けに染まっていた。
虚空を見つめているのか、その空を見つめているのか、小鷹には分からなかった。

以下略



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