過去ログ - 淡「私が都落ちか…」京太郎「大星がそれ言うと洒落にならねえな…」 2スレ目!
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966: ◆pCll5Zr.d.[saga sage]
2012/09/22(土) 20:48:40.32 ID:gBh5IdOMo
「そんな理屈で!」

「だが事実だよ少年。君は命を奪われたし、それで哀しむ人達も居た。それだけでも十分なのではないかね?」

「だとしても、短絡的過ぎるぞ!」

「人の命は短い…故に結論を急いで短絡的に成るのは仕方の無い事だ。だからこそ『処置』は早くするべきなのだよ。」

「人の命を奪う事が『処置』?」

「どんな生き物でも世界の益に成らなければ、それはただの病原菌に過ぎないよ。汚物は消毒せねばならんのでな。」


「そんな事は、させない!」

「何故なのだ?君は世界の誤りによって死んだ身の筈だ。」

「甦らせてくれた事には感謝している…しかし、そちらの思想には賛同できない!」

「馬鹿な事を……。」

「自分の勝手で命を奪うなんて、俺を殺した奴とお前達には何の違いも無いじゃないか!」

「…つまらぬモラリズムで、理想で何が叶うというのだ!」

「俺は戦うぞ!勝手な理屈で命を奪うだけのお前達と!」

「粗末にされる命など、数えだしたらきりがないだろうに!」


「だからこそ、安易な結論で語る事の出来ないものが『生命』なんだ!」


ゴルゴムの大幹部、通称「先生」によって甦生された京太郎は太陽の力を手に入れた!

彼はゴルゴムの思想に賛同せず、ゴルゴムと戦う道を選んだのだ!

だが、その道のりはあまりに長く…そして険しかったのだ。


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