100:みの ◆hetalol7Bc[sage]
2012/08/28(火) 21:39:11.87 ID:bOaug2Ec0
男がこらえ兼ねて言った。
男「おれたちと一緒に乗って行こう。おれたちどこまでだって行ける切符を持ってるんだ。」
「だけどあたしたちもうここで降りなけぁいけないのよ。ここ天上へ行くとこなんだから。」
女の子がさびしそうに言った。
男「待ってよ。ほんとうに天上に行くのか。」
男はさあっと血の気が引くようだった。
今までずっと心配だったことの正体が、やっと姿を現したように感じた。
男が女の方を見ると、女ははっとして眼をそらした。
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