87:みの ◆hetalol7Bc[sage]
2012/08/28(火) 20:49:38.79 ID:bOaug2Ec0
まったくインデアンは半分は踊っているようだった。
第一かけるにしても足のふみようがもっと上手くとれば本気にもなれそうだった。
にわかにくっきり白いその羽根は前の方へ倒れるようになり、インデアンはぴたっと立ちどまってすばやく弓を空にひいた。
そこから一羽の鶴がふらふらと落ちて来て、また走り出したインデアンの大きくひろげた両手に落ちこんだ。
インデアンはうれしそうに立ってわらった。
そしてその鶴をもってこっちを見ている影ももうどんどん小さく遠くなり、
電信柱の絶縁体がきらっきらっと続いて二つばかり光って、
またとうもろこしの林になってしまった。
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