過去ログ - 勇者「時代は変わり」魔王「風と共に去りぬ」
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117: ◆2GCrAwA30Q[saga]
2012/09/20(木) 16:53:41.39 ID:QbPj2Ru80

勇者中尉「諸君、良く戦ったくれた」
勇者中尉「君達の奮闘により、見事、犠牲を出す事無く敵を撃退できた」
勇者中尉「これをぜひとも労いたい所だが、しかし――」

勇者中尉「現状、我々は敵中にて孤立無援に等しい状況である」
勇者中尉「故に、ここより一刻も早く脱出しなくてはならない」

ここで少し間を置き、強い声で言う。

勇者中尉「諸君、休んでいる暇は無い」
勇者中尉「直ぐに、もとの作業に戻りたまえ!」

勇者中尉「あと、バリケード造りをやっていた者達は私と曹長の所に集まってくれ」
勇者中尉「新たに、やってもらうことがある」

勇者中尉「それ以外は……作業を再開してくれ!」
勇者中尉「繰り返すようだが、休んでいる暇は無い!」

勇者中尉の命令を、曹長が復唱する。

曹長「作業を再開せよ!すばやぁぁく!」
曹長「休んでいる暇などないぞぉ!」

曹長の復唱に、一同は一斉に動き出す。
いつ何時、敵の第二波が来るか……それを考えれば、もう休んでなどいられないだろう。
せっかくの援軍が去って行った事への動揺は、余り見られない。
やはり相手がエルフであったからだろうか?



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