過去ログ - 勇者「時代は変わり」魔王「風と共に去りぬ」
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◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/10/14(日) 22:41:58.50 ID:J1JIPEdU0
勇者中尉「ともかく、一旦、戻ろう」
勇者中尉「まずは――避難民や義勇民兵を何処かに、隠さなくちゃな」
勇者中尉「その後は……どうする?」
勇者中尉は、副官少尉と、曹長の顔をそれぞれ見た。
副官少尉は青い顔をし、流石に曹長は冷や汗を掻いてはいるが落ち着いた様子だ。
副官少尉「我々は騎馬警官が百騎だけです。避難民を逃がす以外、出来る事は……」
そこで言葉を切って、副官少尉は額の汗を拭った。
予想以上の深刻な状況に憔悴した様子だった。無理も無い。
彼はまだ若い少尉なのだから。
曹長「今後について考えるのは、隊が戻ってからにしましょう」
曹長「ですが隊長。言うまでも無いですが、ここの指揮官は貴方です」
曹長「貴方が決めた事に、我々は従うまでですよ」
曹長は言うが、その言葉に、勇者中尉は、肩の荷物がさらに重くなるのを感じた。
百人分の騎馬警官と、民間人や、義勇民兵の命は、勇者中尉の肩に掛っている。
局面が非常事態だけに、その責任は一層重大であった。
勇者中尉「良し――ともかく急いで戻ろう」
勇者中尉は、愛馬の手綱を引いた。
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