過去ログ - 勇者「時代は変わり」魔王「風と共に去りぬ」
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191: ◆2GCrAwA30Q[saga]
2012/10/28(日) 22:08:24.53 ID:jhleegKa0

寡兵とは言え、おおよそ百のライフル銃が集まれば、それなりの殺傷力を発揮する。
予定していなかっただろう側面攻撃に、敵の戦列に乱れが生ずる。
――それに、半月堡の中の味方歩兵連隊も咄嗟に呼応した
臨機応変の良い指揮官だ!

一部の兵士を歩兵連隊は押し出し、白兵戦へと打って出たのだ!
地獄の亡者の如く絶叫しながら突っ込んで来た歩兵連隊の兵士達の姿に、敵が怯む。

勇者中尉「各個に撃て!各個に撃つんだ!」
勇者中尉「狙う必要はない!兎に角、射撃を絶やすな!」
曹長「再装填だ!素早く再装填!素早く!素早ぁぁぁぁぁぁぁく!」

三回程、小隊射撃を行った所で、各個射撃へと切り替える。
兎に角射撃を続け、敵に銃弾を浴びせ続け、側面を圧迫し続けねばならない。
さもなくば、歩兵連隊の勇気が無駄になる。

白煙に視界がふさがれつつも、俺はそれの途切れる間を縫う様にして、双眼鏡で戦況を覗う。
――連携は成功しつつあった。敵の戦列が乱れ、下がっている!

勇者中尉「よしッ!」

ここで俺は戦列を前に出し、さらなる攻撃を企てたが――

副官少尉「隊長!敵の騎兵です!」



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