過去ログ - 勇者「時代は変わり」魔王「風と共に去りぬ」
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◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/01(土) 21:42:07.15 ID:YUzVCn9G0
騎馬警官達を散らせ、付近の住民を集め、誘導する。
幸い、それをやっている間は、敵の襲撃は無かった。
敵にとっても、予期せぬ反撃であり、それで若干の混乱をきたしたのかもしれない。
何故、こんな辺境に、何故、魔王正規軍が攻めて来たのか。
まだ、何一つ解ってはいないが、それでも、すべきことをしなくてはいけない。
集めた地域住民を、一旦、駐在所へと集め、その上で、『北方中都』へと避難をするのだ。
『北方中都』は昔ながらの『市壁』に囲まれており、『第20歩兵連隊』の2千名が駐屯している。
対飢饉対策用の食糧貯蔵庫もある筈であるし、万が一、敵の大軍に囲まれても、
立て篭もって戦い、中央からの援軍を待つ事も出来る。
逃げ込む先としては、一番良い場所だろう。
問題は、駐在所から北方中都までは徒歩では1日から2日、
それも陸軍歩兵の進行速度で、それぐらいかかる距離がある。
その距離を、地域住民、それも女子供や老人を含めた大人数を、
ほんの百人たらずの騎馬警官で護衛しつつ進まねばいけないのだ。
――困難な任務になることは間違いない
勇者中尉「(兎に角……まずは駐在所へ行く事だ)」
そう考えつつ、俺は馬を走らせ、避難の指揮に当たった。
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