過去ログ - 水戸光圀「世直し旅とは何じゃったのか」助「何を突然」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[saga]
2012/08/29(水) 20:56:58.55 ID:QY3aHQAf0
評定所は、町奉行、寺社奉行、勘定奉行のいわゆる『三奉行』と側用人(又は老中)で構成される。

主な提言者は、柳沢吉保、南町奉行の忠岡大相、それに北町奉行の遠山銀之助の三人であった。

――評定所
吉保「例え水戸老公であろうとも、法に従って断固とした処罰を加えねばならぬかと。」

忠岡「それがしは柳沢殿の意見には賛成できませぬ。」

忠岡「副将軍たる水戸老公が腹を切るような事になれば、幕府の権威は失墜いたしまする……。」

吉保「ほう、それでは忠岡殿はどのようになされるべきだとお思いかな?」

忠岡「特別の御計らいを以って、島流しの上に永蟄居を申しつけるというのは如何かと。」

近山「なるほどのう。それが最善の策やもしれぬな。」

吉保「……しかし法は法でござる。殿中で刃傷沙汰に及べば死罪は当然の事であろう。」

忠岡「家光公の御代に将軍の弟君、徳川忠長卿が切腹するという事件がございましたな。」

忠岡「あの時も天下がひっくり返るほどの大騒ぎとなったとの記録がございますぞ。」

忠岡「将軍家の一門から切腹者が出るような事態になれば、その影響は計り知れません。」

吉保「う、うむむ……。仕方がない。流罪で決着を付けるとしよう……。」

遠山「ならば配流先は隠岐島……。いや、淡路島あたりがよろしいかと。」


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