過去ログ - 神名あすみ「魔法少女あすみ☆マギカ」
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559:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/25(火) 06:52:03.01 ID:GgPl8Ktc0
手には古びた…懐かしく、世界で一番大事だった手紙

ずっと探し続け…もう見ることは無いと忘れ去った品だ

あすみ「…これ…は…」

まどか『あすみちゃんが、お母さん思いだしたから』

あすみは静かに手紙を開いた

---もしあなたが罪を犯したなら、貴方が貴方自身を不必要だと感じて絶望したならば
そんな時こそ生きなさい…だって、貴方にとっての地獄は…ここでしょ?

地獄から逃げて勝手にいなくなって、マミ達を悲しませるなんて、そんなの私が許さない

生きて幸せになろうとすることこそ貴方にとって地獄の苦しみのはずなのに、
それを放棄して死ぬなんて、私は絶対許さない--

あすみ(…)

本来の母親の手紙はこんな内容では無かった気がするし、口調も違う

あすみ(でも…お母さんの手紙…どんな内容だっけ…どうして忘れてたんだろ)

あすみの脳裏に赤い光がチカチカと光って、それが火だと気がつくまでに時間はかからなかった

あすみ(ああ…これは親戚に燃やされたんだっけ…)

なら…この手紙は…お母さんの手紙じゃない…

妄想の世界で、物を出現させるのに必要不可欠であるのは感情と記憶であるのをあすみはよくよく理解していた



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