過去ログ - 神名あすみ「魔法少女あすみ☆マギカ」
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572:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/25(火) 07:02:06.37 ID:GgPl8Ktc0
ほむら「キュウべえ、“あの子”はもうあんな武器を使っていないようね」

膝に乗った花びらをほむらは穏やかな顔で見つめる

キュウべえ「あの子…ああ、彼女か」

キュウべえ「まあね。本来の魔法を失ってしまったし」

キュウべえ「でも元気にやってるよ」

キュウべえ「本当の性格がなかなか無垢で夢見がちだからかは知らないけど、
今は不思議な発想の魔法を使っているね」

ほむら「そうみたいね」

ほむらが膝に乗った花びらを持ちあげると、ポッと火がつき消えていった

ほむら「無垢で夢見がちに…なかなかのイタズラ好きも付け加えて頂戴」

ほむら「持った瞬間火がついて消えるなんて、物騒なものを寄越してくるんだから」

ほむら「だいたい記憶を消しておいていまさら無言で花束を隣に置くなんて」

ほむら「不審極まりないわ」

キュウべえ「まあまあ、僕が一緒にいるからなんとか取り繕うと思ったんだろう彼女も」

キュウべえ「それに…やっぱり覚えてて欲しかったんじゃないのかな?」

ほむら「そうなら意地張って記憶なんて消さなきゃいいのに」

キュゥべえ「そういや、どうして君は記憶を…?」

ほむら「さあね、私にも分からないわよ」

はあ、と大きくため息をついて立ちあがり、残りの花びらをサッと払い落す

次々と火ついては夜闇に消えていく




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