過去ログ - 小鷹「安価で友達作る」 3
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797: ◆0WipXNi8qk[saga]
2012/09/08(土) 01:10:39.13 ID:xYC7e4XIo

「けどこれから文化祭とか体育祭で忙しいだろ? さすがに庶務が居ないのはまずいんじゃないか?」

「そうなんですけど、日向さんも今までの庶務の人達を見てきて、また不真面目な人が入ってくるんじゃないかと疑い始めているんです」

「……まぁ仕方ないな。でもぶっちゃけ、学校には遊佐達みたいな奴の方が少ないと思うぞ?」

「はい……それは薄々気付いていました。ですが日向さんは妥協をする気はないらしく、やはり今まで通り生徒会には責任感のある人を望んでいるようです」

「間違ってはないんだけどなそれ」

「問題はそんな人がなかなか見つからないことですね」

遊佐が小さく溜息をつく。
そして俺の方を見て小さく微笑むと、

「最近では日向さん、羽瀬川君を縛って無理矢理連れてくるとか言い始めてまして」

「 お い 」

「あはは、冗談…………だと思いますけど」

遊佐は笑いながらも、不安そうに最後の言葉を付け加える。
あの会長のことだ、どんなムチャクチャな事でも「くはは!」とか笑って済ませてしまいそうで怖い。

そうやって話している内に、俺達は生徒会室の前まで来ていた。
ここで俺は少し考える。

確かに始めは生徒会が心配になって様子を見るつもりだったのだが、会長の様子を聞いて少し不安になってきた。
このまま遊佐と一緒に生徒会室に入ったらそのまま出てこれないんじゃないか。
もう生徒会室は目の前だし、ここからは遊佐に任せて俺は帰っても大丈夫だとは思うが…………。


どうする? >>798


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