982: ◆0WipXNi8qk[saga]
2012/09/14(金) 03:17:58.47 ID:zSW76R5do
夜空もまたそんな星奈を心の底から見下したような目で見ながら立ち上がる。
「よし、それじゃあ今日の活動を始めようか」
「活動って言っても理科が居ないからろくなことできねえけどな」
「そんな事ないわよ。一応理科の道具は全部ここに揃ってるし、それ以外でも色々とやれることはあるはずよ。友達作りのために」
「珍しくまともな事を言ったな、肉のくせに。明日は雪が降るな」
「褒めるならまともに褒めなさいよ!!」
「雪……ですか。それではわたくし、あにきの履物をふところにいれて暖めたいと思います」
「いやそんな豊臣秀吉みたいな事しなくていいから……」
「ていうか幸村まで雪降るの確定みたいに言わないでくれる……? 地味に傷つくから……」
星奈はガクッと肩を落としてそう言う。
幸村の言葉の一撃は誰よりも強力だというのは、最近俺も分かってきた。
幸村は星奈の言葉にニッコリと笑い、
「冗談です、星奈のあねご」
……思わずドキッとしてしまった。
幸村はこうして冗談なんかも言うようになっており、初めて会った時と比べると感情表現がわずかだが豊かになっている気がする。
その時、何か刺すような視線を感じてそちらを向く。
何となく予想はしていたが、案の定夜空からのものだった。
「……ふん」
「よ、夜空? どうした?」
「何でもない。よし、それなら今日の活動を決めるぞ!」
夜空はそうやって俺の言葉は一言で処理すると、号令をかけた。
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理科部の活動内容が>>983-986の中から、>>986の投稿時間のコンマ以下の数字で決定
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