995: ◆0WipXNi8qk[saga]
2012/09/14(金) 14:12:24.23 ID:zSW76R5do
***
「夜空」
理科部のみんなは既に解散しており、部屋には俺と夜空しか居ない。
外はもう日が落ちかけており、少しすれば真っ暗になるだろう。
9月も中旬になって、日が短くなってきているのを感じる。
俺は夜空に何かを言わなければいけない。
今朝、俺はまた告白の返事を先送りにして、夜空に悲しい表情をさせてしまった。
それを放っておくことなんてできない。俺はそんな顔が見たくなかったからタイムリープまでしたんだ。
夜空は少し動揺した様子で、
「ど、どうした小鷹? やけに真面目な顔をして……」
「今朝の事で、話があるんだ」
「……は、はは。いや、気にしなくていいぞ。私はいつまでも待っているから」
そんな表情を見て、誰がはいそうですかと頷けるだろうか。
以前までは、夜空もこんな不安そうな顔はしていなかったはずだ。
だが、実際にこうして何度も返事を先延ばしにして、彼女の中に不安が芽生えた。
俺は、いつまでも夜空の優しさに頼っていてはいけないのではないか。
「夜空、よく聞いてくれ。俺は――――」
**************************************
小鷹のセリフが>>996-998の中から、>>998の投稿時間のコンマ以下の数字で決定
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/09/14(金) 00:00:00.(00)←ここ
00〜39→>>996
40〜69→>>997
70〜99→>>998
1002Res/484.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。