過去ログ - 小椋「三組以外の男子ってどうなの?」綾野「どしたの? いきなり」
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119: ◆1Iuu./xGEk[saga]
2012/10/03(水) 18:54:03.94 ID:8si0b/WPo

赤沢「なんだか、実感湧いてくるわね、こうして最後の掃除をしてると」

杉浦「そうね……。でも、ウチのクラス半分近く西高進学だから、お別れって感じでは無いわね」

赤沢「確かにそうね。多佳子も中尾も、来月になって今度は高校で顔を合わせるもんね」

杉浦「泉美も、西高行くの親が認めてくれたしね。榊原と同じ高校行けて良かったわね」

赤沢「げ、現実と理想が合致するのが西高だったのよ。恒一君いるし、大学進学率も高いし。多佳子だって中尾と一緒で良かったじゃない」

杉浦「ま、まぁそれは……。で、でもそれより泉美と同じ高校行けるほうが嬉しいし」

赤沢「それは私も嬉しいわよ。でもまぁ意外だったのは中尾も西高に入学出来た事ね」

杉浦「まぁ、中尾、頑張ってたし……」

赤沢「頑張ったのは多佳子でしょ。同じ高校行くって張り切って教えてたじゃない」

杉浦「そ、それはそうだけど……。でも、榊原にも教えて貰ってたらしいし」

赤沢「そうみたいね。……なに、嫉妬?」

杉浦「どうだろ。正直、私自身榊原に対してどう思ってるのか分かんないけど、好きではない、かな」

赤沢「……別に私が恒一君を好きな事で、多佳子との友情が変わるなんて事は無いわよ」

杉浦「分かってるんだけどね。泉美も、いつの間にか中尾も榊原と仲良くなってるし。なんか、取られた気分」

赤沢「ま、そういうのは自分で決着着けないとね。ただ、多佳子のそういう所嫌いじゃないわよ、私」

杉浦「そういう所って、どういう所?」

赤沢「変な所で子供っぽい所。友達が他の子と仲良くしてると不機嫌になっちゃうとか、そうじゃない」

杉浦「そ、そう言われるとなんか本当に子供っぽいからやめて」カァ

赤沢「うふふ。普段は落ち着いて大人びてるのにそういう所があるからいいのよ多佳子は」

杉浦「……ほんと、泉美は落ち着いたよね。先が見えるようになったというか」

赤沢「そうかもね。自分でも実感はあるの。両親に高校の話をした時とか、理路整然と説得してる自分を鑑みて昔と違うなって思ったわ」

杉浦「大人になったのねぇ」

赤沢「ちょっと! 親戚のおばさんみたいな言い方止めてよ!」

杉浦「ごめんごめん。ほら、もうすぐ終わるから早く済ませちゃいましょ」


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