過去ログ - 優希ちゃん「みやなヶ島のテル退治だじぇ！」 -SS速報VIP

過去ログ - 優希ちゃん「みやなヶ島のテル退治だじぇ！」

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428: ◆RmlFOAHrTI[saga]
2012/12/12(水) 02:43:23.91 ID:rGm8SVBxo

京太郎「ポケモン貰ったこととか、勝手に外の町に行ったこととか、黙っていてごめんなさいッッ！」　（土下座）

母「あのね、京太郎。私が怒っているのはそういうのじゃないの」

京太郎「…………え？」

母「一日で済ませられるおつかいを、なんで2日もかけているのか、ということ」

京太郎「ぎくっ」

母「あなたがおつかいサボってほっつき歩いてたせいで、たくさんの人に迷惑かけたんだからね！」

母「ヨシノの鷺森さんはあなたが来ないって何度も赤土博士に電話していたようだし、赤土博士も私に何度も連絡して謝ってきたよ！」

京太郎「」

母「私だって…………京太郎がなにか事件に巻き込まれたんじゃないかと……心配してたんだから……」

京太郎「母さん……」

京太郎「ごめん……俺、念願のポケモントレーナーになれて、舞い上がっちゃって……」

母「馬鹿だね、ホント……。そんなところまで父さんにそっくりだよ……」

母「……もう二度と心配かけるんじゃないよ！　赤土博士だってあなたのこと心配してたんだから」

京太郎「ごめんなさい……」

母「心配かけないためにも、いつでも連絡できるようにしないといけないからね……。はい、これ」

京太郎「え？」

☆京太郎は　スマホ　を受け取った！

京太郎「こ、これって……スマホじゃん！」

母「家と赤土さんの連絡先は既に入れてあるから。なにかあったらこっちからも連絡するよ」

京太郎「それじゃあ……」

母「旅をして、立派なトレーナーになりなさい。あなたのお父さんも昔はそうだったから……」

京太郎「ありがとう……母さん」

京太郎の母が京太郎を抱きしめる。

母のぬくもりを感じながら、京太郎は自分の軽率な行動を恥じ、後悔するのであった……

京太郎「もう二度とあんなことはしないよ」

母「本当に反省してるんだろうね？」

京太郎「もちろんさ、本当だよ」

母「と、次の瞬間！」

京太郎「そこには元気に走り回る京太郎の姿が！」

母「反省したすぐにこの態度、あなたは許せる？　許せない？」

京太郎「これはちょっと許せないんじゃないかなあ」

それにしてもこの親子、ノリノリである。

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