過去ログ - 狐娘「はよ働くのじゃ!」男「どちら様?」
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2012/08/31(金) 22:19:05.46 ID:0hl60P/g0
狐娘「じゃが、50年程前の事じゃ、とある山奥で、クマに見つかってしまってのぅ」
狐娘「追いかけられる道中に、体中ズタズタされ、足も折られ、動けん様にまでされてしまった」
狐娘「さすがその時はに死を覚悟した……」
以下略
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2012/08/31(金) 22:20:52.24 ID:0hl60P/g0
狐娘「日々自分の身を守るため、危険から逃げ、住処を変え生きておるのじゃ……」
狐娘「すまぬ、話が脱線したな」
狐娘「そんな、死を覚悟した時じゃ」
以下略
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2012/08/31(金) 22:25:16.90 ID:0hl60P/g0
狐娘「次に目が覚めた時には、全身包帯でグルグル巻きで、布団の中にいた……」
狐娘「これがまたヘタな包帯の巻き方でのぅ……じゃがその包帯と体の痛みが今まだ生きている事を教えてくれた……」
男「そいつが……助けてくれたのか?」
以下略
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2012/08/31(金) 22:30:17.49 ID:0hl60P/g0
男「それからか……昨日夜に話していた内容は……」
狐娘「何じゃ、寝ておったのではないのか?」
男「まさかあの話の中で俺が出てくるとは思ってなかったからな」
以下略
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2012/08/31(金) 22:32:54.94 ID:0hl60P/g0
狐娘「そうか……」
狐娘「覚えて……くれておったか……」
男「そんな耳と尻尾があるやつをそうそう忘れたりしねーよ……」
以下略
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2012/08/31(金) 22:37:32.69 ID:0hl60P/g0
男「おいおい、泣くやつがあるかよ……」
狐娘「ぅ……うぅ……」グスッ
男「なんつかーかな……」
以下略
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2012/08/31(金) 22:39:40.10 ID:0hl60P/g0
狐娘「仕事を探せと言うたのは口実じゃ……」
狐娘「いや、3割程は本気じゃったが」ボソッ
狐娘「本当は……寂しかった……」
以下略
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2012/08/31(金) 22:52:08.84 ID:0hl60P/g0
男「だから泣くなって……」
狐娘「誰でも泣きたい時は……あるじゃろうが……」ヒック
男「……そうだな、悪ぃ」
以下略
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2012/08/31(金) 23:49:10.44 ID:0hl60P/g0
男「だから泣くなって……」
狐娘「誰でも泣きたい時は……あるじゃろうが……」ヒック
男「……そうだな、悪ぃ」
以下略
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[sage saga]
2012/08/31(金) 23:50:22.00 ID:0hl60P/g0
=雨=
狐娘「情けない所を見られてしまったのぅ」
以下略
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