過去ログ - ホムラーな男がほむらを守る為にまどマギ世界で頑張るそうです
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260: ◆FJV8V3e6/jY7[saga]
2012/09/11(火) 19:40:25.42 ID:v+sdniY50
ほむら「…出来たの?」

男「ああ」

俺は出来た焼き鮭、玉葱の味噌汁、炊きたてご飯を二人分テーブルに置いて、キッチンの蓋を閉める

男「じゃ、食うか」

ほむら「…え、ええ…」

男「…いただきます」

ほむら「え?…あ、いただきます」


ほむら「…美味しい」

男「だろ? この世界に来る前も独り暮らし長かったからな…自炊してたんだよ」

ほむら「…これって、お袋の味って言うのかしら」

男「あー、俺の味付けは母親譲りだからな、お袋の味って言ったらお袋の味かもな」

ほむら「…しばらくこういうの忘れてたわ…今までずっとコンビニ弁当かカロリーメイトだったから…いただきますすら忘れてた…」

男「…こういうのも、良いだろ?」

ほむら「…ええ…あら? 眼が潤んで…」

男「ほむら…?」

ほむら「懐かしい…懐かしいよぉ…」

男「……」ナデナデ

俺はメガほむ時代の言葉使いに戸惑いつつも、ほむらの頭を撫でる…そうだよな、普通この年は母親に飯作ってもらってる年だ
それが時間軸の移動だなんだで何十年分も母親にすら会ってない…勿論お袋の味なんて暫く食べてないだろう

男「ほら、泣いてばかりいたら飯もしょっぱくなるし、冷めちまうぞ?」

ほむら「う…ん、ありが…とう」ニコッ

男「っ!」ドキッ

俺は、泣きながらではあったが恐らく何十年分かの心からの笑顔に、不覚にも心臓がバクバク煩くなった…






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