過去ログ - ビッチ
1- 20
978:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/13(水) 22:54:18.16 ID:kDGj/IPLo

 鈴木先輩にホテルの一室で抱かれた夜、麻季は先輩に抵抗もしなかったけど、乱れた演
技すらもしなかった。終始人形のように先輩にされるままになっていただけだ。博人に抱
かれて乱れて喘ぐときとは大違いだ。それでも先輩はそんな麻季に満足したようだった。

「処女と一緒だね。結城って本当に君のことがわかってないんだな。何年も君と寝ていて
全く君の性感帯も開発していないなんてさ」
 先輩は博人のことを嘲笑しながら、麻季の裸身を優しく愛撫した。「もう少し機会をく
れれば君のこと絶対に変えてみせるよ」

 先輩が何を言おうと麻季の心には何も響かない。次の機会なんてないのだ。怜菜の感情
を推し量るためにはこういうことは一度だけで十分だった。それに彼女はろくに先輩の言
葉に注意していなかった。心の声の方に気を取られていたからだ。



『ついでに博人の気持も確かめとこうよ』

『そんな必要はありません』

『本当は不安なんでしょ、彼の気持が。怜菜が動き出す前に安心しておこうよ』

『どうすればいいの』

『博人が君を求めてきても拒否しなよ。君だって嫌でしょ? 先輩に抱かれた身体で博人
君と交わるなんてさ』

『・・・・・・』

『しかし見事なまでに感じてなかったね。鈴木先輩のせいとは思えないからきっと君は博
人じゃなきゃ駄目なんだな』

『当たり前だよ』

『でももう君はそんな大切な人を裏切って浮気しちゃったんだよ』

『あんたがそうしろって言ったんでしょう』

『私は君だからね。つまりこれは君自身が望んでしたことなんだよ』

『今まで博人君が求めてくれるのを断ったことないし、断れば疑われちゃうよ』

『そう。君は疑われなきゃいけないんじゃないかな』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1204.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice