20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2012/09/02(日) 19:25:16.98 ID:vKHLHb/h0
「は?」と声に出して、思わず固まる。
確かにはっきりと聞こえたその声は明らかに目の前で尻尾と耳を垂れているこの犬のもので。
妹「お恵みって、なに……」
あまりにもその声や言葉の使い方が人間的で、私はついその声に答えていた。
今まで何度も動物の声というのを聞いてきたが、ここまで人間的な言葉が聞こえるのは初めてだった。
??「お腹が空きました、貴女」
妹「ああ、お腹……」
??「なにか持っておられるのではないですか」
妹「悪いけどなにも……」
??「嘘です、貴女。私の嗅覚を舐めてもらっては困ります」
妹「はあ」
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