過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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34:投下[saga]
2012/09/03(月) 09:27:05.56 ID:q9Eu6BAv0

P「違う。お前のためだ、千早。お前が最高のパフォーマンスができるように俺は」

千早「だったらいいじゃないですか」

P「何……?」

 プロデューサーの眉がピクリと反応した。

千早「一曲だけのこんな小さなステージ、そんなに準備しなくても最高のパフォーマンスくらいしてみせますよ」

P「……千早、お前自分が何を言っているのかわかっているのか?」

千早「わかっていますよ。そのくらい」

 叱られると思った。
 いや、正確には叱ってほしかった。
 叱って、お前なんて必要じゃないと見捨ててくれれば、私はプロデューサーから自由になれると思った。
 だから、

P「……千早、お前の気持ちはわかる。
 いきなり呼び出されて、地方で他のアイドルの代役をやれって言われたら、そりゃあ不満だよな。
 でもな千早、お前は以前どんな歌でも真剣に取り組むって言っただろ? だから、」

 プロデューサーの優しさ、いや、甘さには反吐が出た。



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