過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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2012/09/03(月) 09:33:03.56 ID:q9Eu6BAv0
P「……どういうつもりだ?」
千早「……なんのことですか?」
少女が出て行った後、先に口を開いたのは彼だった。
P「なんのことじゃない、わかっているだろ。俺のことを付き添いと言ったことだ」
千早「間違ったことを言ったとは思っていません」
P「ああ、間違いは言ってねえよ。けど、言ったこと自体が間違いなんだよ」
千早「……意味がわかりません」
P「千早、お前はそんなに他人のレッテルを気にするやつだったか?
自分は自分、他人は他人と分けて考えられて、たとえ他人がなんと名乗ろうが、
少なくともそれで害が及ばない限り、お前は気にしなかっただろ?
それなのにさっきはやっきになって俺のことを否定して、どういうつもりだ?
いつものお前ならそんなことしないはずだろ?」
千早「……いつもの? それをあなたが言いますか?
女性のために、私のご機嫌取りをするあなたがっ……!」
遠くから聞こえる祭りの音頭は、この場のBGMとしてはかなりマヌケだ。
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